人間にとって大切なのは自由な時間です。
裕福でも時間に追われている人は不幸になります。時間に追われていると仕事の精度が落ちるし、時間の使いかたで幸福度が変わってきます。
自分が時間を追っているのと追われているのとでは大きな違いがあります。時間の正しい使いかたを学べば簡単に日常がもっと幸福になっていきます。
今回は人生を変える時間感覚を改善するための7つの方法を紹介します。
まずは自分が時間をどれくらい圧迫しているのか確認してみましょう。
人間がやるべきことはそう多くありません、どれだけやるかよりも何をやるかが大切です。
<時間貧困診断ツール>
1) デフォルト設定を知る
・「お金」と「時間」のどちらを重要視しているのかを知る
・自分の時間貧困傾向を知ること
・自分の傾向を知ると対策を打てる
2) デフォルト設定チェック
以下の金銭フォーカスと時間フォーカスの状況を見て、自分はどちらの方があてはまるかどれくらいあてはまるか自分自身の中で確認してみてください。(これは極端な例なので、どちらの方がより自分の感覚・行動に近いかで金銭フォーカスか時間フォーカスかをチェックしてください)
【金銭フォーカス】
①家に居るとお金が稼げなくて不幸だから仕事をしてる方が良い
②常に夜中まで働き帰って寝るだけの生活をしている
③お金かかるからという理由で出来るだけ家具を買わない(家でリラックスするための物を買わない)
【時間フォーカス】
①何時間もかけてベストな商品を調べるよりも高価な商品をすぐに購入を決める
②昇進したいとは思うが絶対に週末や休暇を犠牲にしない
③休暇中に仕事をしたく無いのでネットは完全に遮断する
どっちかと言えばこういう方向かな、こっちに近いかなと質問を読んでみて自分にあてはまる方を確認してみましょう。
自分の自由時間を犠牲にしてまでお金が欲しいか、時間を犠牲にしてでもお金が欲しいか、どちらの傾向に自分が近いですか?
ちなみに私は時間フォーカス側です。
3) 時間の使いかたを明確に記録していく
①火曜日の時間の使い方を記録する
・火曜日はネガティブな感情やストレスが高まりやすい曜日なので火曜日の自分の状態を知ることが大切。
・火曜日が一番メンタルが落ち込みやすい。
・追い込まれた状態の自分の時間の使い方が解ることが大切です。
・確認してみると火曜日はびっくりするくらい時間がない。
(シフト制の人は休日の翌々日に設定する、自分なりに忙しい日を設定してもらってもOKです)
②活動内容、体験タイプ、理由を書く
・活動内容:何をしたか
・体験タイプ:ポジティブかネガティブか書く
・理由:そう判断した理由を書く
ここまでで自分の時間感覚の傾向と行動内容がわかったと思いますので、ここからは7つの具体的な改善方法を紹介していきます。
【時間感覚を増やす7つの方法】
1. コントロールできるタスクを増やす
2. 自分にとって嫌な時間を良い時間に置き換える
3. 仕事時間を短くする
4. 正しく余暇を過ごす
5. 食事の時間を増やす
6. 新しい人と出会い、人助けをする
7. 畏敬の念を感じる
【時間感覚を増やす7つの方法】
1. コントロールできるタスクを増やす
・コントロールできない仕事は時間が無い感覚になる
・他人に強制されてやる仕事は疲れしか残らない
・自分が設定して決めた仕事は達成感にあふれている
・自分で決められる仕事を増やしていく
2. 自分にとって嫌な時間を良い時間に置き換える
・無駄な時間を学びの時間に変える。Audio Bookを聴く、Kindleを読む、Voicyを聴く、など自分のためになることをむりやり挟む。
・運動や会議を学びの時間に置き換える
・Dラボを聴いたり読書したり自分の学びの時間に置き換える
・埋めている隙間時間をどの様に工夫するかも大事。どの時間にどの行動をするかを試行錯誤していく!
3. 仕事時間を短くする
・在宅勤務は仕事を20%さぼらない
・会社では意外と無駄に時間を使っている
・自宅だとさぼったことに気づきやすい
・会社だと行っただけで仕事をした気になりやすい
・時間を無駄にしていることに気づいていないことが問題
・時間を明らかに無駄にしていることに気づいていないことが一番問題。時間は気づかないうちに無駄にしている。ここに気づくことが大切。
・お金のことを気にしすぎると結果的に時間を失う
・お金は貯蓄できるが時間はためることができない。時間は常に漏れ出ていまっている。この漏れ出ている時間をいかに有効活用するかが大切。
4.正しく余暇を過ごす
・多くの人は休暇時間にゴロゴロしたりネットなどを見てしまう
・受動的な行動は時間をコントロールしている感覚が無い。そのような休暇を取ると時間が足りない感覚になる
・休暇は何か目的をもってやる方が良い
・忙しい人は休暇を取らずに結果、仕事の効率が落ちる
・休暇中に仕事のタスクとは全く別のことをやる
・時間を自分でコントロールすると時間をうまく使っている感覚になれる。
・自分から行う能動的なこと、読書とかボランティア、副業のHP作ったり、ブログを書いたり、時間を自分のために上手にコントロール/判断して使うことが必要。
・能動的な行動は時間のコントロール感がでる
・時間は他人に使われると時間貧乏の感覚がうまれてくる
5.食事の時間を増やす
・食べることに時間を費やすのがフランス人、何を食べるか決めることに時間を使うのがアメリカ人。結果時間不足を感じるのはアメリカ人
・悩む時間が多いと幸福感が減る
・悩むより、試し体験することが大事
・今この瞬間の時間をどう使うかが大事。消えてなくなる時間をどんな体験に変換するかが大切!悩む時間、迷う時間は無駄。体験する時間(家族でのご飯を作る時間、食事の時間)を増やした方が時間感覚が良くなっていく。
6. 新しい人と出会い、人助けをする
・質の高い社会的な繋がりは幸福度が上がる
・運動や禁煙と同じくらい幸福度が向上する
・人間の人生を大きく左右するのは人間関係
・飛行機で隣の席の人やCAさんと軽くしゃべるのはとても良い。これにより時間感覚を改善できる
・収入があがるといかに目上の人におごるかどうかが重要。奢る相手は年上か目上の方、お世話になっている方に奢れる器量があるかどうか、後輩に奢るのは当たり前。
7. 畏敬の念を感じる
・大自然や大宇宙(畏敬の念)と触れ合う
・畏敬の念に触れると時間感覚が変わる。自分はちっちゃいな~、くだらないな~、時間がゆっくり流れているな~と感じることができる。
・都会でも空を眺めてみる
・大自然を見ると自分が小さく感じる
以上、時間感覚を改善する7つの方法を紹介しました。自分が何に時間を費やしているかを知った上で自分にとって無駄と感じている時間を自分の学びや能動的な行動、体験に変換していきましょう。
人間にとって大切なのは自由な時間です。時間間隔のゆがみに気づき、漏れ出てしまっている無駄な時間の使い方を改善して幸福度を高めていきましょう!
以下に参考となる書籍を紹介しておきます。もっと詳しく知りたい、自分も勉強してみたいと思った方は購入してみてください。
時間感覚を改善して幸福度をあげていきましょう!
1) 週40時間の自由をつくる超時間術
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2) News Diet ロルフ・ドベリー
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3) SIMPLE RULES 「仕事が速い人」はここまでシンプルに考える
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4) SINGLE TASK 一点集中術
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5) 人間関係をリセットして自由になる心理学
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